2016年4月よりあらたに外科専門医が加わり、外科としてスタートしました。診療分野は消化器疾患(食道、胃、小腸、大腸の消化管および肝胆膵のあらゆる外科疾患)、乳腺、甲状腺の腫瘍および鼠径ヘルニアなどの良性疾患の手術治療に加え、消化器、乳腺悪性腫瘍に対する治療を行っております。また2016年度より札幌市の乳がん検診にも対応させていただきます。
1.時計台記念病院外科では消化器疾患全般における標準的な開腹手術・腹腔鏡手術
および乳癌手術を行なっています。
【対象疾患】
- ・胃癌
- ・大腸癌
- ・肝癌
- ・乳癌
- ・胆嚢結石症
- ・鼠径ヘルニア
・膵癌・肝臓癌・胆管癌・胆嚢癌・胆嚢ポリープ
2.毎週火曜・木曜日には乳腺外来を開設し、乳癌検査・診断・手術・術後診療まで
行っています。
3.2022年4月に着任した熊谷 祐医師はこれまでがん診療連携拠点病院で、膵癌などの肝胆膵悪性腫瘍を中心に手術を手がけてきました。
現在、日本肝胆膵外科学会で認定された肝胆膵外科高度技能専門医取得者は、熊谷医師を含めて道内で20名程度です。
症状に応じ腹腔鏡下手術との比較選択が可能で、ご希望があれば以下の低侵襲治療を受けることができます。
【腹腔鏡下肝部分切除術】
- 多くは大腸癌の肝転移が対象になりますが、一部の肝臓癌も対象になります。病変の位置や大きさで腹腔鏡下の治療も選択可能です。
【腹腔鏡下肝のう胞開窓術】
- 良性疾患である肝のう胞ですが、腹部症状がある場合には腹腔鏡下で肝のう胞を開窓し症状を改善させ得る治療が選択可能です。
【腹腔鏡下膵体尾部・脾臓摘出術】
- 特に膵臓の尾部に位置する腫瘍は、腹腔鏡下の治療も選択可能です。
4.当科医師は化学療法(抗癌剤治療)の経験も豊富です。
当院で手術を受けた患者様に必要あるいは望ましいと判断される場合には、
外来通院および入院にて化学療法を適切に実施いたします。
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